2015/12/21 17:27

こんにちは。テーラーヨシダ三代目です。

昨年のちょうど今頃、朝の異業種交流会に参加していたとき、今後のことも考えて
オリジナルで革製品を販売できたらいいなーっと思ってこんな人紹介してください!っていったら
我らがトゥルボことAさんが「吉田君、いい人いるよ」といってご紹介していただいたのが
日本経年変化協会の会長さんでした。

最初あったときはあまり仕事の話もせず、あれ、これ頓挫すんじゃね?とか思っておりましたが、
お互い仕入れ業者の都合で大阪に行った帰り、飯屋で話をしていたところ共通の趣味があることが分かり、
そこから意気投合してほぼほぼ終電まで飲んでいたのは今でも記憶に新しいです。
(あの時ほど世間では忌み嫌われるオタクでよかったと思ったことはありません。)

そんな中で以前個人の特注オーダーでウォレット財布を一から、それこそ革の型押しや色から作る受注もあり、
販売したいですねーっていう話になったのが五月。

お互い忙しくなんやかんやで9月ごろになり「あ!やっぱ時間ないけど財布売りてぇ!」となり製造に入っていただき約2か月。

原皮の調達や型押しどれにするかの相談、YKKの特注エクセラのチャック(これだけで納期1か月です。笑)
ようやく今日12月21日販売することができるようになりました。

検品の段階で私も会長も
「ふぁー、めっちゃええやんー」
「ふぇぇぇ、これ個人用にして売りたくないよぅ・・・」
みたいなことを喫茶店で他のお客さんいるのを全く気にしないで悦に浸っておりました。



これはもう今だから言えるんですが、なんでこの価格設定にしたのか、自分でも意味が分からないです。笑

正直同じクオリティを他社で販売する場合倍くらい値段変わるかもしれません。
それだけてんこ盛りにてんこ盛りを重ねた欲張りわがままボディな財布です。

皆様の目にもとまることを祈りつつ、10分ブログはここで筆をおこうと思います。